週末プーリア旅プラン!
先週は、フィレンツェに住んでいた時に知り合ったSさんが、私のプーリア押しに負け、ついに訪ねてきてくれました!
3泊4日の旅ですが、ヨーロッパ圏内であれば、週末旅行は結構人気ですので、ヨーロッパに在住の方で、まだ夏の予定がない方、いかがでしょうか?
Sさんは花の都フィレンツェでガラス工芸をしていらっしゃるので、伝統的な美術やプーリアの伝統工芸がみたい!というご希望で、こんなプランにしてみました。
金曜日の朝、バーリ空港に到着&お迎え、お昼をサヴェッレトリという魚介類と海で有名な町で、海を目の前にシーフードランチ。プーリアは生魚を食べることで有名で、ウニも食べますが、1つ50円ほどです〜!ウニ食べ放題!
その後、少しだけ綺麗な海で泳ぎ、サレント半島に。オリーブ畑の中を運転すること約2時間、スコラーノ市のルミナリエに到着しました。500年の伝統的なルミナリエです。日本のルミナリエにも技術士がこの町から行っております!
下のは去年のルミナリエです。こちらもすごかった!スコラーノのルミナリエは、音楽とともに動きます!
この夜は、近くの町、ムーロ・レッチェーゼに宿泊。
2日目は、トリカーセという町に、噂に聞いた陶芸アーティストに会いに行ってきました!
プーリアは、グロッタリエ市やテルリッツィ市が伝統的な陶芸で有名ですが、ここもお客さんでいっぱい!
下のジョウロは、サレント地方でも、この地域でしか見れないもので、水の少ないプーリアの特徴をうまく生かして作られています!
この後は、隣町のスペッキエへ、イタリア最後のフィスコライオに会いに行ってきました。フィスコライオ職人は、フィスコロというオリーブオイルを作るために欠かせない道具を作る職人で、今は全て機械化してしまったため、誰も作る人がいなくなってしまいました。この家族が最後、と言われるほど、なかなかお目にかかれることはありません。
2重構造になっていて、間にオリーブを入れて圧縮させオイルを抽出します。現在は、マッセリアなどのインテリアに。
HPのショップでもいくつか載せてあります。一つひとつ手編みなので、同じものはありませんが、それがハンドメイドのいいところですよね!
フィスコライオの後は、カストロの海に!一緒にカラマリとたこのフリットも!Vecchio Portoという揚げ物屋さんで、海に行くまでの道沿いにあります!
綺麗な海で泳いだあとは世界遺産のアルベロベッロに!モルタル材を使わないで、すぐ壊せるようにして、税を逃れたっていう話は有名ですよね!
この日はバーリ市に戻り、バリベッキア(バーリ市の古い町)に泊まりました。おいしいと地元民に有名なレストランにいったのですが、前菜を食べ過ぎて、、プーリアでは前菜にお気をつけください!
3日目は、バーリ市内を散策。
タコを柔らかくするために、地面に叩きつけるおじさん。
井戸端会議しながらオレキエッテ(プーリアの生パスタ)をつくる女性たち。
この日の最後は、アンドリア市が世界に誇る、世界遺産のフェデリコ2世のカステルデルモンテ城に。車でしかたどり着けない世界遺産ですが、だからこそ落ち着いているのかも。考えたい時に、よく来たりします。ローカルはピクニックに来たり、犬の散歩をしに来たり。今回は夕日を迎えてみました。
この窓は、フェデリコ2世が愛した、そして彼の2人の妻が眠っているアンドリア市に向かって作られており、お城の中でも一番大きな窓になっています。
この日は、アンドリア市のBorgomurgiaに宿泊。次の日、フィレンツェに戻られました。
あっという間の週末でしたが、初めてのプーリアをとても楽しんでいただました。イタリアの他の町や州とは違ったプーリアの顔。また是非来たいというお言葉をいただけました!
また来てね!
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